結露(けつろ)
コイツのせいで窓のゴムパッキンにカビが生え劣化が進んだり、窓の仕様によってはフレームを伝って垂れてきて周りの木材が腐食することもあります。
ちなみに自宅の部屋が両方やられました…。
今日は2年前から試してうまくいっている結露防止&断熱効果&節電効果の三拍子揃った方法をご紹介します。
目次
2年間の実験結果
結露がほぼ無くなりました!!
結露がダラダラと垂れることがなくなり、プチプチに下の方に薄っすら水滴が付く程度。
カーテンを開けるときにビチャッとなりません(涙)
冬だけではなく、夏にも恩恵がありました!!
夏は冷房効果を高めてくれて、冬は暖房効果を高めてくれます。
薄着&扇風機と厚着で夏と冬はギリギリまでいけるので節電効果も高いです。
結露防止&断熱効果の理屈
最近の家は2重ガラスが増えてきています。
理由は断熱効果を高めるためです。
プチプチを貼るのも全く同じ原理です。
どういう原理かというと…。
90度のサウナは火傷しないのに、90度のお湯では火傷する。
この原理です。
水は熱が伝わりやすく、空気は熱が伝わりづらい。
だから、サウナに入っても火傷しなくてすみます。
※詳しくは熱伝導率を調べてみて下さい
窓に空気の層を作ることによって、部屋の熱を逃がしにくくなります。
逆に夏は外の暑さが伝わりづらくなります。
夏は涼しく冬は温かい部屋の出来上がりです!
結露の原理は真夏のビールの水滴と一緒です。
空気が急に冷やされると、空気中に含まれている水が結露として出てきます。
だから窓が冷えなければ結露はできずにすみます。
2種類のプチプチ
実はプチプチには2種類あります。
裏に糊が付いていて霧吹きすれば貼り付きます。
2年前に使ったAmazonは1,494円と少し高いみたいです。
ちなみにディウカウントストアで、180cm×90cm×2mm:2枚組を900円ほどで購入しました。
近くのディウカウントストアにない場合はAmazonで購入可能です。
メリット・デメリット
一般プチプチ(7mm) | 横プチプチ(4mm) | 横プチプチ(2mm) | |
---|---|---|---|
費用 | ◯ | △ | ◎ |
断熱効果 | ◎ | ◯ | △ |
耐久性 | ◯ | ◎ | ◎ |
貼りやすさ | △ | ◯ | ◎ |
透明度 | × | △ | ◯ |
断熱効果と値段
厚みのあるノーマルプチが断熱効果◎
一見、横プチが高そうですがあまり変わりません。
理由は横プチが少し薄いからです。
値段と厚みは比例します。
耐久性
耐久性に関しては、ほとんど変わりません。
ノーマルプチプチはドアの開け閉めの時にちょくちょく潰します。。。
横プチはしっかりコーティングしているので潰れることはありません。
網戸をしてない方が日光に余計に当たるためか劣化が早いようです。
今回は網戸のない2枚が劣化のため交換になりました。
貼りやすさ
女性で細かい作業にちょっと自信のない方は横プチをオススメ。
ノーマルプチの方が厚みがあるの&丸型なので、カッターでは少し切りづらいです。
横プチは長方形のブロックに別れていて、カッターでもカンタンに切れます。
透明度
ノーマルプチはモザイク効果あり。
外から全く見えません。
逆に配達物が届いても視覚的に分かりません。
ピンポンを聴き逃して再配達になったことが何回かあります…。
ちなみに横プチでも2mmと4mmはこんなに違います。
補足:2mmのプチプチは効果があまり期待できない
施工から一年後の様子。
左が2mmの横プチですが、結露がびっしり
使うもの
断熱用に売られているプチプチ
※専用品は糊が塗ってあり、霧吹きで接着可能
あとはこれ一式です。
これを窓に貼るだけです。
とってもカンタンでしょ?
ただ、やり方を知らないと非常に面倒くさくて難しいです。
今回は窓1枚10分くらい楽勝ですが、最初は1枚30分くらいで汗びっしょりでした^^;
あと事前に窓の寸法をざっくり測っておいて下さい。
一般的に180cm×90cmのプチプチで足りるはずです。
※両方試して、事前にハサミで寸法通り切るよりも、窓枠に合わせてカッターで切るほうが断然ラク!!
貼り付け方
基本的に左上の隅に合わせて上と左を揃えます。
余った下と右をカッターでカットします。
鍵のない右側から貼るとミスが少なく作業にも慣れます。
1階の窓に貼っていきます。
最低限、汚れは落としておきましょう。
洗剤は使わず新聞紙など使うとベター。
しっかり霧吹きでスプレーします。
垂れるくらいで充分!!
下にタオルなどを敷いておくと濡れなくて◯。
さっそく、左上隅から貼っていきます。
空気はそんなに入らないので気にしなくて大丈夫。
手で軽く押しながら貼っていきます。
右側が余るのでカッターナイフでカットします。
横ぷちはちょうどつなぎ目で曲がるのでカンタンです。
窓の隙間のゴム部分だけ切らないように注意。
なぜ鍵のない右側から最初にやるかというと、鍵の部分だけくり抜く必要があるからです。
一枚目は鍵無しで貼ることに集中したほうが作業効率があがります。
ここは性格の出るポイントなので雑にやっても細かくやってもOK。
下の余った部分もカッターで切り取ります。
ここも横プチはちょうど長方形の線に合わせると切りやすいです。
切り終わるとこんな感じになります。
すべて切り終わったら、ズレがないかを確かめながら全体を軽く押さえます。
ビフォー・アフター
この透明度なら人が来てもわかります。
外から見るとこんな感じ。
あんまり分かりませんね。
近くで見ると横プチが貼ってあるのが確認できます。
以上がプチプチの貼り方になります。
交換時期:2〜3年
これは使っていてわかったことなんですが…
プチプチが勝手に割れてきます
潰れるというよりも、横一直線に裂け目ができる感じです。
もちろん一部分なので効果はまだありますが、裂け目に結露が発生します。
日の当たる南側の劣化が早く、日の当たらない北側の劣化は遅いようです。
まとめ
手軽に結露防止+断熱効果の期待できるプチプチ。
断熱効果だけを求めるなら、厚めのプチプチがオススメです。
後は用途に応じて横プチプチも使ってみてください。
交換時期は2年くらいが良いと思います。
カッターナイフを使うので安全に作業を行ってくださいね。
プチプチ以外に効果のあるもの
プチプチと合わせ効果を発揮するのがエアコンの使い方。
電気代が気になって、点けたり消したりしていませんか?
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