家庭菜園を2014年に初めてから毎年作っているのが茄子です。
大きな病気や害虫もなく、1株から何十本と収穫できてコスパ抜群!!
個人的に好きなのが長なすで、焼き茄子にしてもおひたしにしても美味しいです♪
ただ、毎年の悩みの種がありまして…。
8月の最盛期を終えて9月になると、実が小さくなって貧弱になっていく。
これはそういうものだと割り切って今までやってきました。
ただTwitterなどの家庭菜園フォローしている投稿を見るとそうではない様子。
秋ナス収穫に向けて”更新剪定”なるものをやっていました。
更新剪定って何?
秋ナスに備えるための準備期間のようなものかな?
さすがに茄子も秋まで体力が持たないので一度お休みしてリフレッシュさせます!
1ヶ月ほど夏季休暇をもらった茄子は、秋には元気になるようです♪
ただ、これがなかなか大胆な方法で、初めてだと勇気が必要になります…。
(3年間できなかった理由もそこにある)
具体的にどうするの?
1/2~1/3ほど枝をばっさり切ります!根っこも切ります!!
枝は1~2枚の葉を残して、脇芽の手前できるといいらしいです。
根切りとういう作業は、根から30cmくらいのところスコップでグサグサ。
そこに液体肥料か化学肥料を切ったところに入れます。
更新剪定の時期は?
7月下旬~8月上旬、8月上旬~中旬と2パターン見つけました。
茄子の成長具合や場所でも変わりますが…
ポイントは株が燃える尽きる前に休ませることかなと思います。
更新剪定の注意点
1ヶ月ほど茄子の収穫ができなくなるそうです。
また新芽が出て花を咲かせ実をつけるまで1ヶ月くらい必要。
あと更新剪定の時期が遅れると、収穫時期も遅れるので全体の収穫量が減ります。
タイミングが大切ということですね!
実際にやってみた!
上記のリスクを回避するために、1つだけ更新剪定することに決めました。
そうすれば茄子切れの心配もありません♪
<勢いのある茄子1>
<少し成長の勢いの弱い茄子2>
今回は元気のいい茄子1を残して、茄子2を更新剪定しました。
勇気を出して…えい!!ざっくざく、ざっくざく。
<更新剪定後の茄子2:横>
<更新剪定後の茄子2:縦>
中学時代は茶髪ロン毛だったのに、全寮制の高校に入って丸坊主…。
そんな感じでサッパリしました笑
勇気を出して切ったんですが、切り出すと気持ちが良かったです!
続いて根切りに入ります。
<根切り作業1>
サンダルが26cmなので大体30cmとみなしてGO!!
<根切り作業2>
グイッと押し込むと根っこが切れる感覚がありました。
スコップを前後に揺らして、出来たスペースに有機肥料をひとつかみ投入。
反対側も同じように根切り作業をしました。そのまま1周グサグサ。
ここで1つやらかした事にあとで気づきました。。
根切りは”2方向の2箇所のみ”だったのです。
ネットには理由まで詳しく載っていなかったんですが、おそらく全方位切ると成長に支障が出るのかもしれません。
根っこ切ったら水を吸えなくなってしまいますから…。
後の祭りなので水をたっぷり上げて様子を見たいと思います。
1週間後
新芽が剪定した根元からにょきにょき出てきてました!
<赤丸は新芽が生えた場所>
2週間後
剪定したとは思えないほど葉っぱも生え、花まで咲いていました!
<新芽も成長して生い茂っている>
<赤丸が更新選定後の新芽>
<赤丸が更新選定後の新芽>
<中央の緑のめしべもおしべの外に出て順調>
一ヶ月後
枝葉はそんなに伸びてないんですが、実がたくさん付きました!
更新剪定をしなかった茄子は順調に実を付け続けています。
茄子が途切れることなく収穫できるので、1つは更新剪定をして1つはそのままにするのもオススメです。
今後の動向
いつもは弱々しくなる茄子を見つめるだけでしたが…
今年は元気のいい秋ナスが見れるかも!?
新芽の動向や発芽、実の成長など見守っていきたいと思います♪