※以下の方針に基づいて家庭菜園を7年ほど実践中
工学系大学院卒業で数字を交えて客観的に分析!
- 野菜たちの生命力を信じる
- 無農薬、有機肥料でサポート
- 面倒くさいことはしない
- 楽(らく)して楽しむ
- 食べたいものを作る
- 正しい育て方はない
オクラの特徴
- あまり手がかからず放任主義可能
- 肥料がたくさんいる
- 花がBeautiful
オクラは夏バテ防止に効果がのあるネバネバパワー抜群の野菜です。
素麺や山芋にもピッタリ!タコとの酢の物もいいですね。
※ちょうど写真がなかったので似たものを転載しています
実は野菜を育てて初めて感動した野菜がオクラでした。
理由は開花を見ればわかります!
栽培スケジュール
4月に入るとホームセンターで苗も売られ始めます。
しかし、アフリカ原産で寒さに弱いため焦りは禁物。
オクラの生育温度は20〜30度と言われています。
※10℃以下で畑に植えると低温障害を起こることがあるそうです。
難易度:★★☆☆
基本、乾燥にも強く放置プレイでOK。
ただし、アブラムシやヤトウガなどの食害を放置するとNG。
ちょっとしたマメさが必要になります。
畑・プランターの準備
【ポイント】
- きっちりしなくても大丈夫
- 野菜は勝手に育つ
- 耕す時は腰に気をつける
畑の場合、植え付けの1〜2週間前に鍬で耕します。
鍬(くわ)というのはこんな道具です。
初心者であれば、高価なものでなくていいと思います。
本来であれば、堆肥・元肥・石灰などをタイミングよく畑に混ぜます。
それぞれ役割が違うのですが、細かいことを考えると疲れます。
そんな時はこういった便利なものを買って使います。
どれくらい量を入れたらいいか?裏面に書いてあるのでご安心を。
こんもりしている土の山は畝(うね)といいます。
畝を作ることで排水性が高まります。
畝がないと大雨で浸かることも。
畝の横幅は30cm、縦幅はそれぞれのご家庭の庭の広さに応じて。
オクラを育てるには最低30cm×30cmのスペースは欲しいところです。
初心者の場合はプランター栽培がオススメ!
あとあと管理がしやすです。
容器の深さ:60cm 以上がベター。
オクラの根っこを真下に伸び得るので深めが良いです。
土はホームセンターなどの市販の培養土などでOK!
プランターの容量×1.5倍くらいの土を買えば十分です。
どれを選んでいいか迷う場合、安いものから2番目を選びましょう。
※安すぎる土は水はけが悪い場合があります。
【+αのひと手間】
もし畑に苗を植える場合、マルチという黒いビニールを敷くと、草むしり作業不要。
温められたビニールで地面の温度が上昇することで成長が早まり収穫もUPします↑
ホームセンターには必ず置いてあります。
苗の選び方
【ポイント】
- 好きな種類のオクラを植えよう
- 品種よりも苗選びが超・超・超重要
- 太く、短く、元気な子
オクラは色々な種類がホームセンターで売ってあります。
値段も1つ60円〜200円するようなものまで。
自分の食べてみたい好きな種類のオクラを選びましょう。
モチベーションが上がります(笑)
好きな種類のオクラを選んだら、次は苗を選びます。
苗選びが今後を左右すると言っても過言でありません!!
次のポイントに気をつけて観察しましょう
- 双葉がしっかりある(適切な施肥管理の有無)
- 間延びしていない(間延びしていると管理不足)
- 本葉は1〜2枚(植え付けタイミング)
植え付け方法
【ポイント】
- 根鉢が崩れないようする
- すれすれに植える
- 水をたっぷりあげる
水をたっぷりあげてから畑やプランターに植えます。
植え方は地面と同じ高さに植えましょう。
植え付けたら土をかぶせて少し押さえます。
畑の場合、植え付け間隔は30cmくらいあけてあります。
茄子などと違いオクラは上に上に伸びるのでスペースなくても大丈夫です。
そういう意味ではベランダなどのプランター菜園にピッタリ。
プランターの場合、1つのプランターに1ポッド(2〜3苗)を目安に。
【+αのひと手間】
ポットで購入した苗は2〜3本がセットになっています。
ブログや本などには1本に絞って間引きしましょうと記載があります。
畑であれば個人的には間引かずにそのまま育てます。
理由は、収穫量UP・実が固くなりにくい・台風に強くなるからです。
参考図書はこちら↓
追肥
【ポイント】
- 毎日 or 2日に1度の水やり
- 2週間に1回追肥
- 支柱を一本建てる
気温が上がってくるとどんどん葉が大きくなってきます。
プランターであれば毎日水やり、畑であれば2日に1回ペースで水をやりました。
追肥は2週間に1回ペース。
同心円状に有機肥料を一掴みまきます。
肥料切れが起こると、葉っぱがギザギザになってくるのですぐ分かります。
あくまでも2週間は目安なので適宜追肥をしてあげてください。
開花
【ポイント】
- 花の美しさを感じよう
- 朝咲いて夕方には落ちます
蕾がポロッと落ちると、そこにはオクラの小さな実が付いています。
これがどんどん成長してスーパーで見かけるオクラになります。
収穫・整枝
【ポイント】
- 人差し指サイズ(7〜8cm)で収穫
- 収穫したら葉を切り落とす
- 大きい過ぎると硬いので天ぷら
- 更新選定で長く収穫
オクラを1つ収穫したら1つ下の葉っぱを切り落とします。
スッキリさせて風通しを良くします。
どんどん伸びていくと、こんなふうになります↓
下の方は枝を切ったのでスカスカしており、上に行くと葉がついている状態。
数日経っただけなのに…。
あっという間にオクラは大きくなります。
人差し指サイズで収穫するはずがこのザマです(笑)
大きくなると硬くて美味しくなくなります。
そんな時は天ぷらにするとサクッと美味しく味わえます!
長く収穫をしたい場合、茄子と同様に更新選定がオススメです。
上に伸びるだけ伸びたところで、株元から出てきた脇芽を成長させていきます。
害虫対策
【ポイント】
- 葉巻を探せ!
- 捕殺あるのみ
- 放置は終わりを意味する
ある意味、これが難易度:★★の理由です。
うちの畑は100%、毎年被害にあっています。
そういったこともあり、対策も万全です!
片付け
10月て寒くなると花も咲かなくなります。
頃合いをみて引っこ抜いて撤収させましょう。
なかなか硬いのでしばらく脇に放置して枯れたあとに小さくできます。・
まとめ
夏バテ防止や美容健康にもよいオクラ。
手間もあまりかからず、上に成長するので場所もとりません。
花も美しく、初心者のプランター菜園にはピッタリだと思います!
害虫対策だけ気をつければ、美味しいオクラを収穫できます。
当たり前ですが野菜作りは自然の恵みをいただく作業です。
思ったようにいかないこともあるかもしれません。
そういった意味で野菜作りは、忍耐力が高まったり調和する力が高まります。
畑を耕す時は身体も動かすので健康にも良いです。
こんな時代だからこそ、プチ自給自足は心の安定にも繋がります。
・今後も家庭菜園を継続する予定の場合
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私も本なんて不要だと思っていましたが、今では違います。
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